新宿区の民泊・Airbnbスーパーホストの収支は

オーナー:40代 男性 M.Sさま

東京都新宿区 四谷三丁目駅 徒歩3分
25㎡(1DK) 宿泊可能人数3人

新宿区の民泊・Airbnbスーパーホストの収支は

月間収入 2018年1月~12月平均

売り上げ 314,154円
平均稼働率 75%

月間支出 2018年1月~12月平均

家賃 121,324円
管理費 10,000円
運用代行委託費 0円
清掃費 25,920円
都度6,500円税別 平均月4回
水道光熱費 10,000円
Wi-Fi 通信費 4,841円
消耗品 10,000円
保険 2,075円
Airbnb保険だけでは心配

月間収支 2018年1月~12月平均

収入 314,154円
総支出 184,160円
利益 129,994円

参考時給

オーナー稼働時間/月 7.5時間
月に7~8時間程度
オーナー時給換算 17,333円
利益/稼働時間

※売上、費用はオーナー提示の入金・出金を示す資料をもとに掲載しています。
※当社で販売・管理している物件ではありません。

―なぜ民泊投資をはじめたのですか?

Airbnbの「暮らすように旅する」というコンセプトに共感し、2015年10月に高田馬場の自己所有の区分マンションでAirbnbをスタートしました。
しかし、違法民泊の問題が全国各地で発生し、所有していたマンションの管理規約も民泊禁止となり、区分所有マンションは賃貸へと経営をシフトしました。

その後、2017年秋に、四谷三丁目駅近くで民泊転貸可能な賃貸物件の紹介を受けたので、10月に契約をしてインテリアや、消防設備を整え、11月よりAirbnbに登録して運用を開始しました。

初期投資額は、敷金礼金などを除き50万円程かかりました。

―なぜこの駅、立地を選んだのですか?

四谷三丁目駅近くの立地としたのは、昔は花街だった荒木町があり、小さいラーメン屋からミシュランの星付きレストランまであり、また石畳がある風情な町並みで、きっと外国人旅行者が喜んでくれるだろうと思ったからです。

交通面でも、丸の内線は新宿、銀座、東京へ乗り換えなしの直通で、また銀座線に乗り換えると、浅草、上野、渋谷へもアクセスできるので、外国人がよく訪れる観光スポットに簡単に行ける立地だからです。

―現在の物件管理や運用について

2018年6月より、住宅宿泊事業で運用しています。

住宅宿泊管理業者は、友人の不動産会社へ委託していますが、管理業者から再委託を受け、ほとんどの業務を自ら行っています。外部に委託しているのは清掃のみです。

Airbnbのインスタントブッキングを利用しているので、特に問い合わせもなく自動で予約が入る場合が多く、予約が入ったら、到着時刻や到着するフライト、国内からの移動であれば新幹線やバスが東京に到着する時間を確認します。
午後から夕方に到着するゲストがほとんどなので、Airbnbアプリでゲストに連絡を取りながら当日を迎えます。

ゲストとは必ず顔を合わせるようにしています。
やはりお互い人なので、顔を合わせることで安心感につながります。また、ゲストも部屋をきれいに使ってくれます。面会することでレビューの評価も高くなる傾向にあると思います。
いまはスーパーホストになりました。

仕事終わりや、土日に物件に立ち寄り、挨拶と部屋の使い方、家電の使用方法などを伝えています。
ゲストはホテルではなく、日本の住宅に宿泊しているので、地元の人はどういう生活、どういう食事、どういう場所が人気なのか?という質問が多いです。

とんかつ鈴新 荒木町商店会 公式ウェブサイト

物件近くには、たくさんの美味しいレストランがあるのでオススメしやすいです。

特に日本人にも人気の荒木町のカツ丼「鈴新」は、感動するゲストが多いです。「日本人はこんな美味しいもの食っているのか?」と感謝のメッセージをよく貰うくらいです。

ほとんどの説明はAirbnbアプリで事前におこなっているので、チェックイン時の説明時間は平均10分くらいです。

南欧イタリアやスペインの方は、おしゃべりが好きなので30分程になりやすいですが…笑。

チェックアウトの立会はせずに、清掃業者に事前予約をし、忘れ物や部屋の状況をLINEで連絡してもらう運用となっています。

会社員なのでフルタイムで勤務していますが、昼休みや外回りの空き時間、夜や土日でAirbnbの業務に充てています。

―失敗したことはありますか?

海外でしか買うことができないJRパスという、全国JRの特別運賃パスを持っているゲストがたまにいるのですが、名前のとおりJRしか乗れないので、JRの駅は歩いて15分くらいで行けるのですが、スーツケースで移動する旅行者に15分は不満の原因となるようです。

JRパスを持っているゲストは、JRしか乗らないと心に決めているらしく、地元民としては地下鉄や私鉄沿線にも面白い場所があるのにと思ってしまいますね。

―今後の投資の展開について?

2018年11月の売上が最高額月50万超えとなりました。
しかし、同じ月にAirbnbからメールが届き、2018年度の実績と予約が年間180日に届いてしまったため、2018年度内の営業は終了となりました。
やはり365日営業できるホテル旅館業は魅力的に感じています。
現在、賃貸併用住宅とミニホテルの合わせた、宿泊施設併用住宅の建設を検討しています。


2018年Airbnb収入(オーナー提供資料より)

これまで賃貸事業、民泊事業、そして宿泊施設併用住宅と事業展開、検討してきましたが、宿泊室併用住宅とは昔からあった「民宿」や「ペンション」じゃないかと、妙に腹落ちしています。

僕たちがターゲットとしているのは、日本の家や生活、文化、日本人との交流を楽しみにしている旅行者です。今回、インタビューに備えて2018年のゲストリストを見直したのですが、ゲストの家族の顔や思い出が蘇りました。

Airbnbの醍醐味はゲストとの交流だと思います。ゲストがコメントで褒めてくれると、本当にやりがいを感じます。それに伴い評価や民泊の売上も上がるのが楽しいです。

宿泊してくれるゲストには、もっと僕たちが当たり前に毎日生活しているTokyoを知ってもらいたいと思っています。

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収支公開

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インベストオンライン 編集部

インベストオンライン 編集部

最新の不動産投資情報やノウハウをリアルタイムにお届けする、株式会社インベストオンラインの広報担当。投資初心者向けコンテンツから上級向けの物件最新情報まで、広く発信していきます。

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