不動産投資コラム

トランクルーム VS コンテナ投資を徹底比較!

2019/02/25
行政書士棚田 健大郎
トランクルーム VS コンテナ投資を徹底比較!

連載第3回目となる今回は、トランクルーム投資についてです。
駐車場投資やコインランドリー投資と比較して、どのような特徴があるのでしょうか。
詳しく探っていきましょう。

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トランクルーム投資とは

トランクルームとは、荷物を預けるための倉庫や貸しスペースのことで、個人の場合は普段使用しない荷物のあずけ場所として、法人の場合は仕事道具の保管場所などとして利用するケースが一般的です。

トランクルーム投資では、毎月の利用料が収益となることから、月極駐車場と収益構造が似ています。
また、トランクルーム投資は、大きく分けて「屋内型」と「屋外型」の2種類があります。

それぞれの特徴についてみていきましょう。

屋内型トランクルーム投資の特徴について

初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ

※★が多いほどおすすめ

屋内型のトランクルームとは、空き店舗や事務所を専用のパーテーションなどで区切ってトランクルーム化して貸し出す方式です。物件さえ準備できれば、改装にかかる費用は規模にもよりますが300万円前後とそこまで高くありません。

また、トランクルームはものを置いているだけなので、ランニングコストは店舗や事務所の賃貸料のみで、それ以外の出費は業者に管理運営を委託した場合の管理料程度です。

屋内型トランクルーム投資のメリットとデメリットについてまとめてみました。

メリット

  • 初期投資をおえられる
  • 投資利回りが高い傾向がある
  • 長期利用者が多い

デメリット

  • 稼働率が上がるまでに時間がかかることがある
  • 定立地によって需要が異なる

屋外型コンテナ投資やガレージ倉庫投資の特徴について

初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ

建物内を改装して行うトランクルーム投資に対して、屋外型コンテナ投資は、専用のコンテナを更地に設置して、コンテナを倉庫として貸し出す方式です。

屋内型よりも許容量が大きいため、大きな荷物を預けたり、バイク倉庫などとしても活用することができます。

屋外型のメリット、デメリットについてまとめてみました。

メリット

  • 収益率が良い(損益分岐点が低い)
  • 主なランニングコストが地代のみ
  • 長期利用者が多い

デメリット

  • 初期投資が高額になる
  • 撤退する場合の処分費用などが高額

トランクルームとコンテナの違いについて

トランクルームは初期費用の面で、コンテナに比べ大幅に削減できます。

一方で、コンテナの場合は、コンテナ1基の購入費用が150万円程度と非常に高額なため、初期費用はかかるものの、毎月のランニングコストは地代のみのため、費用対効果を考えると、家賃を負担するトランクルームよりも、収益率はよくなる傾向です。

ただ、コンテナの場合はトランクルームよりも撤退する際にかかる費用が高額なため、初心者の場合はまずトランクルームから始めたほうがよいでしょう。

トランクルーム/コンテナ投資成功の2つのポイント

ポイント1:セキュリティが重要

トランクルーム投資は、屋内屋外関わらず、他人のものを保管しているため、セキュリティだけは厳重にしておく必要があります

屋内型のトランクルームであれば、建物のオートロックのほかに、専用のオートロックを設置するといった対策が有効です。

屋外型の場合は、更地にフェンスや柵を設置するなどして、敷地内への侵入経路をできる限り塞ぐ必要があります。また、監視カメラの設置や、警備会社との契約なども検討する必要があるでしょう。

ポイント2:業者選び

トランクルームの稼働率を上げるためには、自主管理をするよりも、トランクルーム業者と契約を結ぶ運営方法をおすすめします。
トランクルームの業者には、主に次の3つのタイプがあります。

フランチャイズ型

業者の全面的なサポートのもと、トランクルームを運営します。稼働率が上がりやすく、初心者向けです。

売却型

トランクルーム設備やコンテナなどを売却することを目的としている業者です。
通常よりも初期投資をおさえられますが、購入後のサポートはあまり期待できません。
トランクルーム投資経験者におすすめです。

管理会社型

アパートの賃貸管理と同じように、開業後の運営管理を委託する方式です。
管理運営のみを委託する方式と、一括借り上げですべて任せるサブリース方式があります。
収益を安定させたい場合は、サブリース方式がおすすめです。

トランクルーム/コンテナ投資に向いている人

トランクルーム/コンテナ投資は、稼働率が100%になればかなりの収益が見込めるため、収益率は他の投資よりも高く、安定しているといえます。
次のような人は、この投資に向いているといえるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 手持ちの自己資金だけで高収益を目指したい人
  • できる限り手間のかからない不動産投資をしたい人

駐車場・コインランドリー・トランクルームを比較

投資種別 評価
月極駐車場投資 初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ
コインパーキング投資 初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ
コインランドリー投資 初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ
屋内型トランクルーム投資 初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ
屋外型コンテナ投資 初期費用
収益率
ランニングコスト
出口のとりやすさ

このように比較してみると、それぞれ特徴が違うことがよくわかります。
どの投資が自分に向いているのかは、スキル、資金、考え方、その時の事情などによって変わってくるでしょう。

不動産投資に慣れるまでは、できる限り初期費用が少なく、かつ収益率が高いトランクルーム投資などからはじめてみると、よいのではないでしょうか。

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棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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