元入金勘定と事業主勘定の違いは何?
今年から、不動産経営を始めました。
それに伴い、今年度から会計ソフトを使用して記帳を行おうと思うのですが、元入金勘定と事業主勘定の違いがイメージできません。
結局のところ、「元入金」勘定と「事業主」勘定はどのような違いがあるのでしょうか?
個人事業主があらかじめ用意していた資金を元入金、事業のなかでの収支を事業主勘定で会計処理します。
「元入金」勘定は、これから記帳をスタートするときに使用します。
例えば、令和元年12月に賃貸物件を購入し、令和2年1月から賃貸を開始して記帳をする場合、令和2年1月時点では、すでに不動産を持っているため、元入金勘定を使用します。
記帳スタートした後に物件を購入した場合には、事業主勘定を使用します。
事業主勘定の残高は、翌年に元入金勘定に振替えられます。
つまり、事業主勘定、元入金勘定のどちらの勘定科目を使用しても結果としては同じになります。
2020/05/08
手間をかけずに将来に備えた資産をつくる…空室リスクが低い不動産投資とは?
回答者渡邊 浩滋
税理士・司法書士