不動産投資コラム

定期預金では不十分?投資をしないリスクとは

2018/08/20
定期預金では不十分?投資をしないリスクとは

投資といえば、不動産投資、株式投資、FXなどがありますが、どの投資にも共通して言えることは、必ず「リスク」が伴うということです。

リスクと聞くとどうしても構えてしまいますが、だからと言って投資をせずに、銀行にコツコツ貯金をしていても、実は「リスク」を負っていることをご存知でしょうか。

今回は「投資をしないリスク」について、そして株式投資やFXと不動産投資のリスクの違いなどについて解説いたします。

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1.投資をするリスクとしないリスク

投資をするリスクとしないリスク

不動産投資固有のリスクについてお話しする前に、まずは投資全体のリスクについて考えてみたいと思います。

どんな投資にも共通して言えるリスク、それは簡単に言うと「元本割れ」のリスクです。

ほとんどの投資は、投資するお金である「元本」について保証はありません。
ですから、失敗すれば投資してお金を増やすどころか、一気にお金が減ってしまいます。

そして、これを嫌う多くの日本人がとる行動が、元本保証のある「定期預金」への貯蓄です。

定期預金に貯蓄すれば、元本割れすることなく、確実に資産を増やせるから、リスクを冒して投資するよりもメリットが大きい、と考える傾向があるようですが、果たして本当にそうだと言い切れるでしょうか。

1-1.投資をせずに貯蓄をすると資産が減る!?

投資をせずに貯蓄をすると資産が減る?

皆さんもすでにご存知のとおり、昨今定期預金にお金を預けたところで、利息はほとんどつきません。

むしろ、年に1回でもATMからお金を引き出して手数料を取られれば、実質的には定期預金の金利はマイナスと言っても過言ではないでしょう。

これが投資をしないことによる第一のリスク「お金が増えないリスク」です。

投資をしていない方は、まずこのことに気がつくべきです。

お金を持っているということは、お金を増やすチャンスがあるということでもあります。

それをせずにただ定期預金に保管しているということは、それだけでチャンスを棒に振っているわけであり、リスクを選択していることにもなるのです。

さらに、投資をしないことによる第二のリスクが「お金が目減りするリスク」です。

仮に銀行に100万円の貯金があるとします。
定期預金は元本割れしませんから、基本的に100万円は100万円のまま保証されます。

ところが、世の中の状況次第では、100万円の価値自体が下がってしまう可能性があります。

それはズバリ「インフレ」です。

インフレ

すでにご存知のとおり、安倍政権下では、日銀の黒田総裁主導で異次元の金融緩和が実施されています。

その一番の目的は「物価の上昇」です。

政府は2%の物価上昇を目標としていますが、これによって一部では「ハイパーインフレ」が起きるのではとの予想がされています。

インフレが発生すると、今まで100万円で買うことができた商品が150万円でなければ買うことができなくなる、といった状況が発生します。

つまり、現金資産について価値が目減りしてしまうのです。

定期預金に100万円を預けていれば、100万円としては保証されていますが、インフレが発生するとその価値は相対的に下がってしまうのです。

少なくとも、国としては物価上昇を目標に政策を実行していますから、インフレはあってもデフレはないでしょう。

ですから、投資をせずにインフレに弱い現金や預金で資産を保有していること自体、実はかなりのリスクを背負っていることになるのです。

1-2.投資をすることによるリスク

FX 投資のリスク
このように投資をしないでいること自体が、現代の日本ではかなりのリスクを負っていることはお分かりいただけたかと思います。

では、次に「投資をすることによるリスク」について、投資の種類別に考えてみたいと思います。

先ほども言ったように、元本割れをするリスクがあることは共通していますが、ほかにもさまざまなリスクがあります。

株式投資やFXのリスク

これらの投資の一番のリスクは、「価格変動リスク」と言えます。

株価や為替については、経済状況や世界経済の影響によっては、一夜にして一気に暴落するリスクを常に抱えています。

例えば過去に大きく株価や為替が変動したときの出来事を時系列でまとめてみると、次のようになります。

  • アジア通貨危機
  • ITバブル
  • アメリカ同時多発テロ
  • イラク戦争開戦
  • 郵政・民営化法案可決
  • リーマンショック
  • 東日本大震災
  • アベノミクス
  • チャイナショック

これらを見ても分かるとおり、株価やFXは日本経済のみならず、世界経済の影響を直接的に受けます。

また、影響が出るタイミングが非常に早く、例えばリーマンショックが発覚した直後には、株価が暴落しているように、発覚してから対策をとる間もなく、すぐに価格が下がってしまうのです。

世界情勢を事前に予測して対策をとることは、一般の投資家にとっては至難の技です。

リスクヘッジとしては、複数の種類の銘柄に分散投資するなどといった方法が考えられますが、いずれにしてもある程度の投資センスが求められることになります。

このように、急激な価格変動が発生することが、株式投資やFXにおける大きなリスクと言えます。

1-3.不動産投資とのリスクの違い

不動産投資と株式投資などの違い

これに対し、不動産投資のリスクはちょっと様子が違います。

不動産についても、「東京オリンピック開催決定」や「マイナス金利政策」などの影響を受けて価格が上昇していることからも分かるとおり、ある程度経済情勢の影響を受けて価格が変動します。

ただ、株式投資やFXとは違い、価格が一気に暴落することはほとんどありません

経済情勢の影響は受けるものの、それが価格に反映されて上下するのには時間がかかり、急激には変動しないため、株価や為替に一喜一憂するように、不動産価格に一喜一憂する必要はありません。

一夜にして一気に資産が増えることはありませんが、反対に一気に失うリスクもないのです。

このように、急激な価格変動がなく、資産として安定していることが、不動産投資の特徴であるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

投資には「リスク」はつきものですが、投資しなくても「リスク」を負っているということにまずは気がつくことが重要です。
リスクを恐れて投資を躊躇すること、それこそが一番のリスクといえるのはないでしょうか。

また、不動産投資のリスクについては、こちらの記事で解説しています。
定期預金では不十分?投資をしないリスクとは

ご自身の資産を減らさないためにはどういう選択をしていくべきなのか、今一度検討してみてはいかがでしょうか。

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棚田 健大郎
棚田 健大郎

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。行政書士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得し、棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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