不動産投資のQA

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修繕積立金が5,000円も値上がり!売買価格に影響は?

投資用のワンルームを所有しているのですが、最近修繕積立金が5,000円も値上がりしました。
売却しようと思うのですが、売買価格に影響はありますか?

投資物件の場合、ワンルームであれば1,000円当たり30~40万円程度価格が下がる可能性があります。

投資用ワンルームマンションの売買価格は、築年数や立地など様々な要素を総合して決まってきますが、中でも直接的な影響を与えるのがランニングコストである修繕積立金です。

修繕積立金とは、マンションの将来の大規模修繕などのために区分所有者が毎月一定額を支払って積み立てるもののことで、値上がりすると利回りが下がることから売買価格が値下がりします。

修繕積立金が値上がりするわけ

修繕積立金は築年数の経過とともに、かなりの金額が値上がりしていく傾向があります。
これは築年数が古くなったことで修繕箇所が増えるという理由があるほか、最も大きな原因は新築当初の設定金額です。

マンションを新築した当初は、利回りをよく見せて販売しやすくするために、国交省などが推奨している水準よりも低い金額設定にすることが多く、そのしわ寄せが築10年頃から出始め修繕積立金が値上がりしていくことになります。

値上がりする前に売る

投資用ワンルームマンションの場合、修繕積立金が1,000円値上がりするだけで、売買価格が30~40万円ほど値下がりします。
そのため、売却時期を検討している方は、修繕積立金の値上げの議題が出る前に売却することをおすすめします。
築10年を過ぎると、徐々に値上がりするリスクが高まってくるので、そうなる前に売り抜けることで、比較的高い価格で売却することが可能です。

2020/11/22

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棚田 健大郎
棚田 健大郎

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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