不動産投資のQA

賃貸経営で発生する家賃滞納や、雨漏り、騒音など…様々なトラブル。対応方法について専門家がお答えします。

積極的に募集をしてもらうために大家ができることはありますか?

積極的に募集をしてもらうために大家ができることはありますか?
また、避けたほうがいいことはありますか?

仲介会社と積極的にコミュニケーションをとることがとても大切です。

仲介会社に積極的に自分の物件を紹介してもらうため最も大切なこと、それは仲介会社との信頼関係です。

もちろん物件の設備が最新式だったりすれば、特段何もしなくても決まるかもしれませんが、そうではない一般的な設備の部屋の場合、営業マンがどの部屋から優先的に賃借人に紹介するのかというと、それは大家さんとの信頼関係が影響します。

営業マンだった私の経験上、賃借人を仲介する際に最も注意していたこと、それは賃貸人である大家さんの特性です。

というのも、大家さんによってはせっかく入居申し込みをしたとしても、入居審査で細かいことを言われてお客さんが逃げてしまうという事態だけは避けたいので、あらかじめどういう大家さんなのか、営業マンとしてはとても知りたいのです。

裏を返せば、営業マンと積極的にコミュニケーションを取ろうとする大家さんの物件は、営業マンとしても無意識のうちに勧めやすくなってくるのです。

そして最終的には入居審査も含めて仲介会社に丸投げするくらいになれば、営業マンとしてはがぜんやる気が出ますので、数ある物件の中から積極的に紹介してもらいやすくなります。

2021/09/22

不動産投資は、立地で決まる。人口動向や賃貸需要に合わせた「新築一棟投資法」とは

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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