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高利回り物件も?不動産オークションが9/20に開催

2020/02/16
インベストオンライン編集部
高利回り物件も?不動産オークションが9/20に開催

一般社団法人 不動産競売流通協会(以下FKR)は「FKR不動産オークション」を9月20日に開催すると発表しました。
FKRは競売不動産を正しく広め、一般的に流通させる事を目的とし、競売サポート業者への教育活動や競売不動産のデータベース化、全国の競売物件を検索できる競売物件検索ポータルサイト「981.jp」を運営している団体です。

一般流通市場、競売不動産市場、そして今回の不動産オークションを第三のマーケットと位置付け、公平・透明・公正なオークションを開催するとしています。

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FKR不動産オークションとは

不動産売却は一般的には流通市場で取引されますが、期限までに現金化したい物件、一般消費者に向かない物件、債務整理案件などは、内々で取引されることも多くあり、そのような物件は売主にとって不利な売却状況となることが多くありました。

「FKR不動産オークション」開催の背景には、そのような物件にスポットライトを当て、多くの購入希望者が物件を検討できる入札形式のマーケットを広めたいという狙いがあるようです。

FKR不動産オークションの5つのメリット

このオークションのメリットとしては下記の5つがあげられます。

  1. 出品料が無料(落札後取引完了の場合、手数料として取引金額の税抜3%もしくは15万円のどちらか高い方)。
  2. 期限内に、売却できる。
  3. FKR会員(宅建業者)が、出品、落札もサポートで安全に取引できる。
  4. 出品後FKRで査定を行い、その結果を踏まえ最低売却価格を決めることができる。
  5. 入札制度なので公平で透明性が高い。

オークションの入札について

FKR不動産オークションのしくみ
入札資格は日本に住民票保有、または法人登記されている団体で、事前にネット用のアカウント開設が必要です。
本人確認書類の提出を行い、実際にの入札時には入札保証金の納付(物件ごとに入札保証金が定められています)が必要となります。

最高額の入札者が落札者(契約権利取得者)となり、売買契約の締結(重要事項説明も含む)後、残代金の支払へとすすみます。落札後の契約・決済は宅地建物取引業法に則った手続きとなります。

オークションのシステム利用料は落札価額の税抜1%もしくは3万円のどちらか高い方をFKR不動産オークションに納付することとなっており、一般の仲介料(3%+6万円)より安価の設定となっています。

オークションに出品予定の物件

今回のオークションに出品予定の物件は、

  • 関東屈指の人気温泉リゾートに所在する区分マンション
  • 東京23区の飲食店可能な居抜き物件
  • 瀬戸内海に浮かぶ別荘地
  • 住宅地や大規模宅地

などが予定されています。
うまく落札できればお宝物件に変身する可能性の高い物件が多いとのことですので、興味がある方は下記のリンクより閲覧ください。

FKR不動産オークション:https://fkr.or.jp/efuoku/

不動産の競売とオークションについて

これまで競売物件の認知と流通拡大を担ってきたFKRが運営する不動産オークション。
競売は裁判所が主導で行うため、売主が不在の取引となり不動産の「引き渡し」がなく、場合によっては立ち退き交渉など買主側に負担が大きくなる傾向がありました。

今回のオークションでは物件によっては内覧会もあり、また落札後の契約・決済は宅地建物取引業法に則って手続きが進むため、落札者も安全で安心な取引となりそうです。

高利回りの不動産を手に入れられる可能性もあるので興味がある方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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