さいたま新都心駅ですすむ、駅東側の再開発
埼玉県の屈指のターミナル駅でもあり、新幹線も止まる大宮駅の隣、さいたま新都心駅は、さいたまスーパーアリーナの最寄り駅としても知られています。
その駅の東側で大規模な再開発が現在進んでいます。
交通広場として長距離バスターミナルの建設や不動産会社大手6社による大規模マンションが建設される中、10月27日には駅近くに防災公園でもある「さいたま新都心公園」が開設しました。
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さいたま新都心駅とは
埼玉県さいたま市大宮区にあるJR東日本の駅で、2000年に開設して以来、埼玉県内でも有数のビジネス拠点となっています。2017年度の1日平均乗車人員は54,255人です。
隣駅の大宮駅(255,147人)と比較するとまだ利用客は少ないですが、JRの在来線を利用して、東京駅や新宿駅まで約30分と、都心へのアクセスもよいため、年々利用客は増加しています。
さいたま新都心駅西側周辺の整備については2000年に旧国鉄操車場跡地に国の出先機関である合同庁舎が東京都から移転し、また、埼玉県立小児医療センターが2016年、さいたま赤十字病院が2017年に開院しました。
東側では民間主導で2015年に映画館なども含む大規模な商業施設「コクーンシティ」を開業、そして現在、大規模マンションの建設やアパレル大手のしまむらの本社の建築が予定されています。
交通広場(長距離バスターミナル)と防災公園
さいたま市は大宮駅・さいたま新都心駅周辺における交通渋滞の解消と、2020年の東京オリンピック開催に向けた交通拠点性の向上のため、長距離バスターミナルをさいたま新都心駅そばに整備するとしています。
また、バスターミナルと向かい側の場所には約1ヘクタールの都市公園「さいたま新都心公園」を開設。公園には芝生広場や遊具のほかに防火水槽や仮設トイレとして使う「マンホールトイレ」などを備え、街の防災機能を強化するとのことです。
埼玉県内最大級の分譲マンションの建築
東京建物や住友不動産、野村不動産など6社が販売するマンション「SHINTO CITY(シントシティ)」は駅から徒歩約5分で、三菱マテリアルの研究所跡地に現在建設が進んでいます。
総開発面積が2万6000平方メートルにおよぶ大規模で、2020~21年に地上15階建てのマンションが5棟(1000戸分)完成予定。22年には約400戸分の棟が出来上がり、埼玉県内において最大級のマンションになるということです。
地価上昇がつづく街での再開発
商業施設「コクーンシティ」が開業した2015年から、さいたま副都心駅の地価は上昇を続けています。
ただ、駅から数分歩いた場所の地価の坪単価は90万円前後と都内と比較するとまだ低く、今後再開発がつづいていけば更なる地価の上昇も見込めます。
職住近接、駅前の商業施設、大規模な再開発など、住みたい街としてのニーズは高く、不動産の投資先候補として検討してみてはいかがでしょうか?
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