不動産投資のQA

賃貸経営で発生する家賃滞納や、雨漏り、騒音など…様々なトラブル。対応方法について専門家がお答えします。

トレーラーハウス投資とは?固定資産税はかかる?

最近トレーラーハウス投資という言葉を耳にしたのですが、具体的にどんな投資ですか?
また固定資産税はかかりますか?

トレーラーハウスは、トレーラーが簡単に動かせるかどうかによって扱いが変わってきます。

最近ではトレーラーハウスを使って飲食店やカフェを経営したり、リゾート宿泊施設を運営したりする投資家が増えてきました。
トレーラーハウスは基本トレーラーですから、原則的には車両扱いとなり建築物とは扱いません。
よって、固定資産でもないので固定資産税は課税されませんが、代わりに自動車税など自動車に関連する維持費は諸々かかることになります。

ただし、トレーラーハウスの見た目をしていても土地に定着していて簡単に動かせないものについては、車両ではなく建築物と同じ扱いを受ける場合もあるので注意が必要です。

車両と建築物の境界線

トレーラーハウスが土地に定着していると認められると、建築物と同じ扱いを受けることになります。
ポイントは給排水方式です。

例えばトレーラーハウスで飲食店を経営する場合、トレーラーハウスから給排水するための配管をその土地の設備に接続する必要があります。

この際、簡単に付け外しができるタイプのもので接続すれば車両として扱われますが、付け外しが困難な形で接続していると土地に定着しているとみなされて建築物と同じ扱いを受けることになるのです。

2020/07/11

不動産投資は、立地で決まる。人口動向や賃貸需要に合わせた「新築一棟投資法」とは

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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