駐車場と接する歩道を自己負担工事。耐用年数は?
アパートに駐車場があり、車両の出入りがしやすくなるように、接道する歩道をスロープに切り下げる工事をしました。
費用は約80万円です。
私有地の工事ではありませんが、これは、減価償却になるのでしょうか。
減価償却できる場合、何年で償却になるのでしょうか。
耐用年数はどのように使用されるかによって変わってきます。
公共的施設の設置又は改良のために支出する費用で、支出の効果がその支出の日以後1年以上に及ぶものは、繰延資産となります。
耐用年数に応じて償却していきますが、年数は下記のように決められています。
その施設又は工作物がその負担をした者に専ら使用されるものである場合
その施設又は工作物の耐用年数の70%に相当する年数
それ以外
その施設又は工作物の耐用年数の40%に相当する年数
例えば、アスファルト舗装工事であれば、耐用年数が10年なので、10年×7/10=7年での償却になります。
2019/08/11
手間をかけずに将来に備えた資産をつくる…空室リスクが低い不動産投資とは?
回答者渡邊 浩滋
税理士・司法書士