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秋葉原駅近の高架下にホテルと店舗/今秋オープン

2020/02/16
インベストオンライン編集部
秋葉原駅近の高架下にホテルと店舗/今秋オープン

株式会社ジェイアール東日本都市開発はこのほど、JR秋葉原駅―御徒町駅間の高架下で行われる開発の概要を発表しました。
高架下に集合店舗4棟、宿泊施設1棟が建設され、AKI-OKAエリア一帯の開発が進められます。

株式会社ジェイアール東日本都市開発のプレスリリース

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「AKI-OKA」とは

「AKI-OKA」とは、秋葉原~御徒町駅間を「歩きたくなる高架下」として多くの人に利用されることを目的につけられた愛称です。

これまで2010年の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」オープンからはじまり、2013年には「ちゃばらAKI-OKA MARCHE」、2014年には「御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMET」が開業するなど、テーマを設けた開発が進められてきました。

今回の計画は主に秋葉原駅側約160m区間の開発になります。
AKI-OKA
所在地はJR秋葉原駅から約徒歩3分のエリア。
開業後には前述のような既存各施設と相互連携し、エリア全体で一体となり、各店舗の多様なサービスが揃う「歩きたくなる高架下」として、多くの人々の利用を目指すとのことです。

テーマは「日本の技術」/集合店舗が順次開業

集合店舗は「日本の技術」というテーマのもと、倉庫や工場をモチーフに、無骨で飾らない建物のなかに、物販エリアと飲食エリアが展開される予定です。
物販エリアではオーディアやカメラ等、秋葉原らしい商品の販売や中古買取販売、修理など、飲食エリアでは蒸留所など食の技術など、それぞれ「日本の技術」を感じることができる展開となりそうです。

AKI-OKA

また、同社は秋葉原のかつての電気街を意識した、こだわりある専門的で独特な世界観を活かした開発を目指すとしています。
4棟からなる集合店舗の開発は、2019年度下期に順次オープン予定です。

AKI-OKA

秋葉原駅近・高架下の宿泊施設

外国人観光客に人気があり、宿泊需要も年々高まっている秋葉原。その秋葉原の駅近という好立地で、東京観光の「最前線基地」としての機能を有した宿泊施設が2019年11月に開業予定となっています。
ターゲットは訪日外国人だけではなく、国内観光客や近隣ワーカー等も含まれ、宿泊料金は低価格に抑えながらも居心地の良いホテルになる予定です。

秋葉原ー御徒町
ホテル事業は株式会社アジアゲートホールディングス、運営は株式会社IKIDANEが行います。
特徴として、高架下という立地が活かされた、空間を有効に活用した内装が挙げられます。
客室は通常のダブルタイプのほか、大人数部屋(最高7名)が多数用意され、ファミリー層にも対応。収容人数は最大101人の予定です。
ホテル面積は923㎡、建物は地上2階建てで、1階が時間制駐車場、2階がホテルというつくりになります。

秋葉原ー御徒町

ひと昔前まで高架下といえば、薄暗く騒音が気になり、店舗も赤提灯系の居酒屋などが多く、入りづらいイメージを持つ人も多くいましたが、ここ数年でそのイメージは大きく変わりしました。
中目黒高架下や、今回の開発に先駆けた「2k540 AKI-OKA ARTISAN」など、カフェやギャラリー、書店など、多様な店舗が入る高架下は若者を中心に人気スポットとなっています。
今回のAKI-OKAのような開発により、今後さらに高架下のイメージが変わり、宿泊施設や観光を意識した施設も増えていくかもしれません。

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