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CGでリアルな家具を配置!VRステージングとは

2020/02/16
インベストオンライン編集部
CGでリアルな家具を配置!VRステージングとは

株式会社リコーはこのほど、みずほ不動産販売株式会社に対して、空室の物件画像に360°バーチャルで家具などのイメージを配置する「RICOH360-VRステージング」の提供を開始したと発表しました。

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RICOH360 – VRステージングとは

「RICOH360 – VRステージング」は、「THETA 360.biz」というリコーの法人向けクラウドサービスを活用したサービスです。
「RICOH THETA」というリコーの全天球カメラで撮影した360°の空室物件画像に、リアルな家具や小物のCGを仮想的に配置して表示します。
これにより、部屋の具体的な活用イメージや魅力的な空間イメージをVRで360°閲覧できるのです。

VRステージング

物件に実物の家具を配置する従来のホームステージングは、当然家具や小物を配置する費用がかかりますが、本サービスはバーチャルで様々なパターンや豪華な装飾を配置しての提案も可能なため、低コストで簡単に使用することができます

全国対応中 撮影・オーサリングサービス

同社は2019年6月にTHETA 360.biz撮影・オーサリングサービスの居住用不動産物件向けプランの全国対応を開始しています。

撮影・オーサリングサービスとは、「360°の画像撮影」から「ツアー作成」までをワンストップで提供するサービスです。
全天球撮影の専門カメラマンが360°の画像を撮影し、「THETA 360.biz」上に「ツアー」と呼ばれるコンテンツを制作します。

撮影・オーサリングサービス

サービスを利用する企業は、完成したツアーを自身のWebサイト内に埋め込むだけで、全天球画像が表示できるようになります
写真撮影からツアー作成までを受託することにより業務負荷を軽減することを目的としているとのことです。

なお、撮影は全国の全天球撮影の専門カメラマンが、ツアーの制作は高品質のVRコンテンツ制作に数多くの実績をもつTHETA 360.bizオフィシャルパートナーが行います。

これと併せて、前述の「RICOH360 – VRステージング」を利用することができるのです。
リアリティを追求した家具や小物のCGを仮想的に配置して表示することで、空室であってもモデルルームのように入居後の生活のイメージを視覚的に伝えることができます。

CG加工前▼
CG加工前
CG加工後▼
CG加工後

購入・売却 双方にメリット

「RICOH360 – VRステージング」は、サービスが開始されてから約1年経ちました。
今回提供開始が発表されたみずほ不動産販売株式会社をはじめ、これまで多くの不動産会社の売買物件に採用されており、「本物に近いリアリティのある仕上がり」が好評を得ているそうです。

物件の魅力を最大限に引き出すことで、購入を検討する側にとっては購入前に室内のコーディネートや入居後の暮らしがイメージしやすく、売主側にとっては早期の売却を目指せるというメリットをもたらします。

2017年頃から徐々に広まっているホームステージングですが、このようなサービスの認知度拡大により、ホームステージングそのものもより定着し、今後の賃貸経営にもより影響が広がっていくかもしれません。

ホームステージングをVRで実現する「RICOH360 – VRステージング」を不動産仲介トップクラスのみずほ不動産販売株式会社が採用
THETA 360.biz 撮影・オーサリングサービス 居住用不動産物件向け標準プランの全国対応開始

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