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JR京葉線の新駅ができる、幕張新都心の街づくり

2020/03/12
インベストオンライン編集部
JR京葉線の新駅ができる、幕張新都心の街づくり

2019年4月にオープンした「イオンスタイル幕張ベイパーク」。
この新しい商業施設に隣接して、約4,500戸と1万人の入居者を見込んだ大規模な再開発が幕張新都心エリアで進行しています。また、2024年にはJR京葉線の新習志野駅と海浜幕張駅間に新しい駅の設置も予定されています。

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幕張新都心の発展を目指す、JR京葉線の新駅

幕張の新駅
JR京葉線の新駅の予定地は、千葉市美浜区浜田2丁目。新習志野駅と海浜幕張駅のほぼ真ん中に設置が予定されています。2013年に開業した商業施設「イオンモール幕張新都心」に隣接する位置です。

周辺にはビジネス街や、教育研究施設が多くあります。
前出のイオンモール以外にも、映画館、コストコなど歩いて行ける場所に大きな商業施設が複数あるため、職住近接の立地として、また新駅ができることで交通利便性もあがるため、住居ニーズが高い街になりそうです。

千葉市 幕張新都心のまちづくり

未来型の国際都市を目指した、街づくりプロジェクト

2019年4月、「幕張ベイパーク」が街開き

若葉住宅地区は、幕張新都心の東部に位置し、JR京葉線海浜幕張駅から徒歩15分程度。東関東自動車道湾岸千葉インターチェンジにも近接するなど交通アクセスに優れた地区です。

このエリアで千葉市と三井不動産レジデンシャル株式会社が中心となり、総面積17.6万m²の敷地に約4,500戸の住戸を整備し、約1万人が暮らす街を開発するプロジェクトが進んでいます。

2019年4月13日に、分譲住宅事業第1弾となる「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の入居が開始され、街開きを迎えました。
幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス

米国オレゴン州のポートランドをモデルに、地区中央に位置する若葉3丁目公園を取り囲むように設計され、多様な機能を併せ持つミクストユースの賑わいある街づくりを目指しているとしています。
最終街区の竣工は、2029年春を予定しているとのことです。

三井不動産レジデンシャル株式会社 ニュースリリース

商業施設「イオンスタイル幕張ベイパーク」が開業

同じく4月13日にイオンリテール株式会社がプロデュースする、暮らしをより便利で豊かにする商業施設「イオンスタイル幕張ベイパーク」がグランドオープンを迎えました。

スーパー、飲食店、生活雑貨店など、日常的に利用できるようなお店をメインに誘致した“街の顔”となるショッピング施設とのことです。

天然酵母を用いたフランス伝統的な製法でつくるフランスパンが有名な「メゾンカイザー」のカフェ業態「&COFFEE MAISON KAYSER」。回転ずしチェーンを展開する「銚子丸」の新業態で、全商品の注文を客席のタッチパネル端末で受ける「すし銚子丸 雅」など、注目のレストランがテナントとして入っています。

ファミリー層をターゲットとした、街の開発が進んでいます。

住まい・職場・宿泊ニーズもある魅力的な幕張新都心

幕張といえば、イベントなどが多数開催されている幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアム、三井アウトレットパークなどの施設があり、また東京ディズニーリゾートがある舞浜駅までも電車で約20分であるため、宿泊ニーズも高い街です。そのため、ホテルニューオータニ幕張や、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張など、観光需用に合わせたホテルからビジネスホテルまで複数のホテルが点在しています。

また、幕張に本社を置く株式会社ZOZOや、日本アイ・ビー・エムも事業所を構えており、ビジネス街としてのニーズもあります。

これらの再開発で、千葉県のベイエリアとして、より注目される街となりそうです。

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