リニア開通で経済効果!橋本・甲府・飯田・中津川
2020年の東京オリンピック後の日本の目玉は、世界最速の時速500kmというスピ-ドと大量輸送能力を持つリニア中央新幹線の開通。
品川-名古屋間を直線的に結ぶことで約40分の到達時間を想定しています。
従来の東海道新幹線と異なり、山梨や長野を経由して名古屋を結ぶため、中間駅では新駅の建設も予定されています。
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東京(品川)-名古屋間は2027年開通予定
2014年10月に東京の品川-名古屋間は工事実施計画の認可を受け、2027年の開通をめざして建設が進んでいます。品川-名古屋間をわずか約40分でつなぎ、名古屋まで開通したあとは大阪までつなぐ予定で、品川-大阪間は約67分と、1時間強で首都圏と関西圏を結びます。
人口約6,500万人が集積する首都圏、中京圏、近畿圏の3大都市圏が1つの巨大都市圏を形成することになり、広域的な交流が促進され、ビジネスや、余暇などライフスタイルを大きく変化させるなど、日本の経済、社会全体への幅広い波及効果が期待されています。
神奈川県駅(仮称)が相模原市・橋本に
品川駅-(10分)-神奈川県駅-(60分)-名古屋駅
JR東日本の横浜線と相模線、京王電鉄の相模原線の2社3路線が乗り入れる橋本駅の南口付近に、リニア中央新幹線の新駅、神奈川県駅(仮称)が建設予定となっています。
新駅の建設にあわせて、相模原市を中心に再開発計画が進んでおり、イベントスペ-ス、オフィスや商業施設、シティホテルや会議室、展示場などの商業施設が計画されています。
山梨県駅(仮称)が甲府市に
品川駅-(25分)-山梨県駅-(45分)-名古屋駅
東京より90分程度の所要時間がかかっていた甲府市が、リニア開通後は25分圏内になり、それにより、都心で働く人、住む人が甲府にアクセスしやすくなり、行楽、移住も見込めるようになります。
新しくできる駅の周辺には観光交流施設、近郊の産業の情報発信のための産業振興施設を整備する予定とのことです。
また、山梨実験センタ-(山梨県都留市小形山271-2)では、リニアの高速走行を体験できる「体験乗車」を実施しています。
超電導リニア体験乗車実施に関するご案内
長野県駅(仮称)が 飯田市に
品川駅-(45分)-長野県駅-(25分)-名古屋駅
リニア開業により、首都圏からも中京圏からも近い立地となります。山梨県駅と同じく、都市圏からの行楽や移住も見込めるようになるため、新駅の建設に合わせて、国内外からの誘客促進やリゾ-トMICE※の誘致に取り込むとのことです。
※MICE(マイス):企業等の会議(Meeting)、企業が行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、 イベント(Exhibition/Event)の頭文字。多くの集客交流が見込まれるビジネスイベ ントなどの総称。
岐阜県駅(仮称)が中津川市に
品川駅-(60分)-岐阜県駅-(15分)-名古屋駅
JR中央線との乗り換えを便利にするため、近くにあるJR美乃坂本駅を橋上駅舎にし、リニアの岐阜県駅(仮称)の2階部分と連絡通路でつなげる予定です。駅前には広場や賑わい創出施設や公園などの建築が予定されています。
平成28年3月 岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会 基盤整備部会
首都圏、中京圏、近畿圏の三大都市圏が約1時間で移動可能に
日本のみならず、海外からも注目をあつめるリニア中央新幹線。
首都圏、中京圏、近畿圏の三大都市圏が約1時間で移動できることで大交流リニア都市圏が誕生し、新たなイノベ-ションの創出か期待されます。
新駅ができる地域は地価の上昇や賃貸需要も見込めるので、リニアが開通する前に投資を検討してみてはいかがでしょうか。
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