【イベントレポート】賃貸住宅フェア2018in東京
2018年6月12日(火)・6月13日(水)に東京ビッグサイト西1・2ホールで開催された、賃貸住宅フェア2018in東京に参加しましたのでレポートをご覧ください。
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イベント会場の様子
全100講座のセミナーと350を超えるブースが出店とのことで、会場は多くの人でにぎわっていました。
不動産オーナーは青色のパス、不動産会社は黄色のパスをそれぞれ首から下げて会場をまわっているので、各ブースで建材会社なら不動産会社へ、Wi-Fiや防犯カメラなら不動産オーナーへとそれぞれの対象となるお客様へ積極的に声をかけ、各自の商品やサービスを紹介していました。
6月15日に「民泊新法」が施行されるというタイミングもあり、民泊関連のブースも目につきましたが、やはりリフォーム、リノベーションのブースが人気でした。
空室対策は不動産オーナーにとって重要な課題であり、時代に合わせたリフォームやリノベーション方法を学べるいい機会だとうかがえます。
リフォーム・リノベーションのセミナーは多くの大家さんで埋め尽くされていました。
セミナーの様子
セミナーではシェアハウス関連の問題を受けて「元銀行マン家主が語る不動産投資における金融機関の功罪」や「投資用シェアハウス被害、その真相」セミナーが開催され、多くの注目を集めていました。
「投資用シェアハウス被害、その真相」で全国賃貸住宅新聞社の編集部 河内鈴 記者は今回の一連の騒動で下記の3つが問題だったと解説しました。
- サブリースの法制度上の未整備:早期の賃貸管理業の法制度化が重要で運営会社の決算状況などの運営側のオープン化を加速させたい
- 銀行の審査体制:不動産担保評価の厳格化、収益還元法のみでは通用しない
- オーナーの意識:サブリース会社や銀行を盲目的に信用せず、オーナー自身がマーケットと客を見据えた収支計画かどうか判断する
これらの問題点を理解したうえで、「我々が同じ過ちを繰り返さないことが大切」だと伝えていました。
賃貸住宅フェア2018のおすすめポイント
数多くの企業や不動産オーナーが一堂に集まるイベントなので、セミナーに参加することで今後の不動産投資業界の見通しや方向性が見えるイベントとなっています。
誰でも無料で参加できるので、投資の初心者でも気軽に不動産投資の勉強ができ、かつ熟練者には“今”を捉えるいい機会になると思います。
東京をはじめ、大阪、名古屋、札幌、広島、九州の全国6会場で開催されるので、お近くの会場に参加されてみてはいかがでしょうか?
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