入居者から電球が切れたと連絡が…交換費用も大家が出すもの?
賃借人から連絡があり、部屋の電球が切れてつかなくなったので交換して欲しいと言われました。
エアコンや給湯器の故障であれば、大家が費用を負担するのはわかるのですが、消耗品である電球の交換費用は賃借人が自分で負担すべきかと思うのですが、実際のところどちらが正しいのでしょうか。
「消耗品」の劣化による交換費用については、賃借人の負担と記載されているケースが一般的です。
契約書の内容によりますが、通常は賃借人の負担と記載されているケースが一般的です。
原則として、室内設備の故障等による修理や交換費用については、大家の負担において行わなければなりません。
電球の交換についても、特段の取り決めがなければ、大家が負担しなければならないケースもありますが、一般的な賃貸借契約書であれば、電球や水道のパッキン、リモコンの電池などのいわゆる「消耗品」の劣化による交換費用については、借主負担と記載されているケースが一般的です。
ただし、さすがに入居当日から電球が切れていると、賃借人からクレームになる可能性が高いので、できるだけ従前の賃借人が退去したら、消耗品関係は一通り交換したほうがよいでしょう。
2019/09/02
手間をかけずに将来に備えた資産をつくる…空室リスクが低い不動産投資とは?
回答者棚田 健大郎
行政書士・マンション管理士・宅地建物取引士・管理業務主任者・敷金診断士・ファイナンシャルプランナー