不動産投資のQA

賃貸経営で発生する家賃滞納や、雨漏り、騒音など…様々なトラブル。対応方法について専門家がお答えします。

知り合いから競売物件が安いと聞いたが、初心者でも買える?

知り合いから競売物件が安いと聞きましたが、初心者でも競売物件は買えますか?

入札は可能ですが、リスクが高いので注意が必要です。

競売とは裁判所が主催しているオークションのようなもので、ローンが返済できなくなって金融機関に差し押さえられた物件などが競売に出されています。
競売物件はいわゆる事故物件的な扱いになるので、通常の市場相場よりも安く落札できるとあって、不動産業者が物件の仕入れなどに利用することもよくあります。

最近では個人投資家の方が競売物件を落札して賃貸経営を成功させる例がメディアで紹介されることもあり、個人の方が競売物件に興味を持つ機会が増えているようです。

確かに競売は相場よりも安く購入できるばかりか、仲介手数料もかからないので不動産投資として利用すれば利回りはかなり良くなると思うかもしれませんが、実際はそんなに簡単なものではありません。

例えば、通常の中古売買であれば賃貸借契約書などの資料や鍵などを売主からきちんと引き渡しを受けることができますが、競売の場合はこれらの書類や鍵の引き渡しを受けられないこともあります
中には、迷惑入居者が居座っていて家賃も滞納しているというケースも少なくありません。
ただこういったリスクが買った後に発覚するのが競売物件の怖いところです。

競売物件は購入した後に賃借人の詳しい情報を調査したり、退去を求めたりすることになるのでスムーズに収益化できないこともあります
不動産業者やプロの不動産投資家であれば対応できるかもしれませんが、初心者投資家が競売物件に手を出してしまうと、場合によっては大きな損失を被る可能性がありますのであまりおすすめできません。

2021/02/12

不動産投資は、立地で決まる。人口動向や賃貸需要に合わせた「新築一棟投資法」とは

棚田 健大郎
棚田 健大郎

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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