城東とか城南エリアってどこのこと?
不動産業者で物件を探しています。城東とか城南という言葉を使って紹介されたのですが、いまいち意味がわかりません。
皇居を中心にみた場合の呼び方です。詳しく解説します。
不動産業界では都内のエリアを城東、城西、城南、城北といった呼び方で表現することがよくあります。
実際、物件検索サイトにも城東エリア、などといった表記がされていることも少なくありません。
城東の城とは簡単にいうと江戸城のことで現在の皇居にあたる場所を意味しています。
皇居の東側を城東エリア、西側を城西エリア、北側を城北エリア、南側を城南エリアと呼んでいるのです。
これを現在の東京都23区で分類すると次のようになります。
城西エリア:新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区
城南エリア:品川区、目黒区、大田区
城北エリア:文京区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区
最近はこれらの分類ではなく、都心3区や都心5区といった表現の方が主流になりつつあります。
都心5区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区
これらの地域の物件は、用途を問わずステータスが高い物件としてこのような呼び方をされています。
2021/01/09
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回答者棚田 健大郎
行政書士・マンション管理士・宅地建物取引士・管理業務主任者・敷金診断士・ファイナンシャルプランナー