新設したカーポートを減価償却。耐用年数は何年?
賃貸物件の駐車場に、新たにカーポートを設置しました。
カーポートを減価償却するにあたり、耐用年数は何年にしたらよいのでしょうか?
書籍などでは45年と解説されていますが、実態に沿えば15年ではないかと考えられます。
カーポートは、土地に定着する工作物であることから、構築物に該当します。
耐用年数は、耐用年数省令別表第一に記載してある、分類で耐用年数が決まることになります。
しかし、構築物の項目に「カーポート」という分類はありません。
したがって、構築物の項目の「金属造りのもの」のうち「その他のもの」に分類されてしまいます。
「その他のもの」ですと、耐用年数は45年になります。
したがって、45年の耐用年数を使用することになります(書籍などでもそのように解説されています)。
しかし、個人的な見解にはなりますが、構築物のなかの「金属造り」のうち「露天式立体駐車場」については、15年の耐用年数になっております。
同じような用途で構造も同じなのに、カーポートだと立体駐車場よりも3倍も耐用年数が延びるというのは、現実的ではないかなと思います。
実態に沿えば、カーポートについても15年の耐用年数を使用してもよいのではないかと考えられます。
2019/02/01
【月収67万円】不動産オーナー収支公開:亀戸駅 徒歩9分 新築一棟
【月収93万円】不動産オーナー収支公開:蒲田駅 徒歩9分 新築一棟
【月収31万円】不動産オーナー収支公開:新宿区 民泊・Airbnb
関連記事はありません
回答者渡邊 浩滋
税理士・司法書士