東武アーバンパークライン大幅ダイヤ改正 新特急も
東武鉄道株式会社は、2020年3月より東武アーバンパークラインの大幅なダイヤ改正を実施することを発表しました。
東武アーバンパークライン全線(大宮~船橋間)で急行列車の運転を開始し、ラッシュ時の柏~船橋間を最大11分短縮するとのことです。
また、最終列車の大幅な繰り下げなども実施され、都心への通勤がより便利になります。
※(12月10日追記)ダイヤ改正の実施日は、2020年3月14日に決定したと発表がありました。
東武鉄道株式会社
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東武アーバンパークラインとは
東武アーバンパークラインとは、埼玉県の「大宮」と千葉県の「船橋」をつなぐ路線で、正式名称は「野田線」です。
東京近郊のベッドタウンを走行する路線として都市間輸送を担っているほか、都心に向かう通勤・通学路線との乗り換え駅を複数有する交通利便性の高い路線であり、一方で身近に自然を感じられる公園などが多く点在し、憩いのある住みやすい路線です。
ダイヤ改正の概要
東武アーバンパークライン全線で急行列車の運転を開始
今回のダイヤ改正により、急行列車停車駅は岩槻、春日部~運河間各駅、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ケ谷、船橋とし、都心に向かうジャンクション駅への速達性の向上が図られます。
東武アーバンパークラインダイヤ改正後の種別・停車駅▼
朝・夕夜間ラッシュ時間帯最大11分短縮
柏~船橋間で朝・夕夜間ラッシュ時間帯(6~9時台・16~22時台)に毎時2本急行列車が新設されます。
朝ラッシュ時間帯は9分、夕夜間ラッシュ時間帯は11分短縮される予定です。
これにより、JR各線に接続する柏駅・船橋駅や、新京成電鉄や北総鉄道に接続する新鎌ヶ谷など各ジャンクション駅を利用する通勤・通学がより便利になります。
朝ラッシュ時間帯は9分短縮▼
夕夜間ラッシュ時間帯は11分短縮▼
日中時間帯最大16分短縮
大宮~船橋間で日中時間帯(10~15時台)毎時2本急行列車が新設、所要時間は最大16分短縮される予定です。
日中時間帯は16分短縮▼
各ジャンクション駅における最終列車最大30分繰り下げ
大宮、春日部、流山おおたかの森、柏、新鎌ケ谷、船橋における最終列車の運転時刻が最大約30分繰り下げられます。
他社線と接続するジャンクション駅の最終列車が最大約30分繰り下げることで、夜遅い時間帯に都心から帰る際の利便性が向上します。
【流山おおたかの森駅】…つくばエクスプレスの最終列車との接続
【柏駅】…JR常磐線との接続
【新鎌ケ谷駅】…北総鉄道の最終列車との接続
【船橋駅】JR総武快速線の最終列車との接続
※上記の接続予定は、2019年9月現在の他社線ダイヤに基づく。
「特急アーバンパークライナー」を新たに設定
平日夜の着席通勤需要に応える形で、特急車両「Revaty」を使用した柏発、清水公園・春日部方面の特急アーバンパークライナーが新設されます。
リクライニングシートやWi-Fi環境、コンセントが設置された快適な車両となる予定です。
特急アーバンパークライナー▼
そのほか、平日朝・夕、土休日朝・夕夜間の大宮~柏間において運河~柏間各駅の列車頻度を確保するため、「区間急行」が新設・運行予定となっています。
都心へのアクセスの良さは、土地選びの際にも重要視すべき点です。
路線付近で投資を検討する際など、この件を視野に入れておくとよいかもしれません。
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