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四谷の駅前が大規模再開発/大型施設「コモレ四谷」竣工

2020/03/12
インベストオンライン編集部
四谷の駅前が大規模再開発/大型施設「コモレ四谷」竣工

2020年1月31日に、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と三菱地所株式会社及び第5メック都市開発特定目的会社(※)、地権者で構成される四谷駅前地区再開発協議会によって進められてきた「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の建築物「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が竣工しました。

この再開発によって、四谷の駅前に多機能なランドマークが誕生しています。

※第5メック都市開発特定目的会社は、三菱地所株式会社、阪急阪神不動産株式会社、太陽生命保険株式会社が出資するSPC。

~四谷のランドマークとなる駅前約2.4haの大規模再開発・多機能開発~「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」竣工

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CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)とは

コモレ四谷 敷地配置図

人と街がつながり、いつでも憩いと賑わいで溢れる施設に成長させたいという想いが込められ、「木漏れ日」+「COMMON(共同、共通)=つながり」による造語から名付けられた大規模複合施設です。
オフィス、商業施設、住宅、教育施設、公益施設(文化・国際交流・スポーツ施設)と多くの施設が存在し、四谷の新たなランドマークとして憩いと賑わいで溢れる施設となります。

CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)の特徴

コモレ四谷 周辺エリア俯瞰

UR都市機構/~四谷のランドマークとなる駅前約2.4haの大規模再開発・多機能開発~「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」竣工 より加工

四谷のランドマークとなる駅前約2.4haの大規模再開発

四谷から概ね3km圏内には、丸の内・新宿・霞が関・六本木・渋谷・銀座などの東京を代表する街があり、ビジネス・商業・文化の息づく場所としてのポテンシャルを持つ「都心の中心」に位置します。

また、新宿区四谷エリア初となる約2.4haの大規模再開発プロジェクトとして、駅にほど近い好立地に誕生しました。
街びらきは、2020年夏に予定されています。

オフィス・商業・住宅・教育・公益施設など多機能施設を整備

オフィス棟「YOTSUYA TOWER」
YOTSUYA TOWER
赤坂御用地や迎賓館、外濠公園、皇居、新宿御苑などをはじめとした緑豊かな眺望で、周辺に高層ビルが無いため、見晴らしの良いパノラマビューになっているとのことです。

商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」
CO ・ MO ・ RE Mall
地下1階~地上2階の商業ゾーン「CO・MO・RE Mall(コモレモール)」には、コンビニエンスストア・食品スーパー・ドラッグストア・100円均一ショップ、クリニックなどのほか、計39店舗の幅広い店舗が集まっています。
2020年2月より順次開業予定で、2020年夏には全店舗開業の予定です。

住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」「ザ・レジデンス四谷ガーデン」

地上3階~7階の住宅部分は、敷地南西側の「ザ・レジデンス四谷アベニュー」と北東側の「ザ・レジデンス四谷ガーデン」の2棟(計60戸)構成。
住宅は、従前権利者に提供されるとともに、一部住宅は分譲予定となっています。

教育施設と公益施設
四谷公益施設
地上3~7階の教育施設「四谷グローバル スタディスクエア」では、社会人対象の英語教育、外国人対象の日本語教育といった生涯学習講座の提供や周辺企業との産学連携の取り組みを実施予定です。

地下2階~地下1階の「四谷スポーツスクエア」は、講演会やバレーボール、バドミントンなどで利用できる多目的ホールや音楽室、会議室が整備され、地域に開放されます。
また、地上1階~4階の「四谷クルーセ」は、文化国際交流拠点として国際交流基金と国際観光振興機構が入居するようです。

約5,000㎡に及ぶ緑豊かな空間が都心の中心で憩いと賑わいを提供

四谷外観・広場
北西側に約3,300㎡の「コモレビの広場」、駅前側に約1,000㎡の「出迎えの広場」を整備することで、外濠周辺の豊かな緑とつながる華やかな緑化空間を形成しています。

防災性の向上と帰宅困難者対策

災害時に備えて、帰宅困難者の一時滞在場所(「出迎えの広場」、約1,000㎡)、地域住民の一時集合場所機能(「コモレビの広場」、約3,300㎡)が設けられます。
災害時に利用できるマンホールトイレなどの整備や区道の拡幅などで防災性を向上させ、高スペックなオフィスビルとして、72時間の非常用電源供給や受変電設備を地上階に設置するなど、災害時のBCP(事業継続計画)にも配慮した計画となっています。

まとめ

東西方面(JR中央線・総武線)、南北方面(東京メトロ南北線)、環状(東京メトロ丸ノ内線)と、抜群のアクセスを有する新宿区四谷エリアにランドマークとなる「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が誕生することで、さらなる賑わいが創出されそうです。

開発が進む地域では、賃貸需要に影響を及ぼす可能性もありますので、投資の下調べをする際には、こうした街の情報もチェックしてみてはいかがでしょうか。

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