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船橋で日本初・再エネ100%のまちづくりはじまる

2020/03/12
インベストオンライン編集部
船橋で日本初・再エネ100%のまちづくりはじまる

大和ハウス工業株式会社は2019年7月、千葉県船橋市の複合開発「船橋塚田プロジェクト」において、再生可能エネルギー電気(以下、再エネ電気)*を100%供給するまちづくりを開始したと発表しました。

*再生可能エネルギーとは、太陽光や水力、風力など、自然界に存在し、自然の力で補充されるエネルギーを指します。

日本初、「施行」から「暮らし」まで再エネ電気だけを使ったまちづくりに注目します。

大和ハウス工業株式会社のプレスリリース

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「船橋塚田プロジェクト」とは

「船橋塚田プロジェクト」は分譲マンション、賃貸住宅、戸建住宅、そして商業施設を計画している大規模複合開発プロジェクトです。

住宅部分は、
分譲マンション…571戸・11階建て
賃貸住宅…低層:39戸・3階建て4棟
     中高層:223戸・11階建て
戸建て住宅…26区画

という計画となっています。
事業面積は57,456.19㎡(17,380.49坪)で、総工期は2021年3月までとのことです。

「船橋塚田プロジェクト」開発イメージ▼
船橋塚田プロジェクト

実質CO2排出ゼロのまちづくり

同プロジェクトでは、戸建住宅や分譲マンション、賃貸住宅において入居者が利用する電気、そして居住街区の共用部や街灯の電気等にも100%再エネ電気を供給します。
また、居住街区および商業施設における施行時の工事用電源にも再エネ電気が使われるとのことです。
再エネ
供給する電気は2018年10月より本格稼働した岐阜県飛騨市の「菅沼水力発電所」で発電した電気を中心に供給され、電気が不足した場合、同社グループが管理・運営するほかの再生可能エネルギー発電所より電気を供給するとのことです。

戸建住宅と分譲マンションには太陽光発電システムがあり、そこで創出された電気は、可能な限りこの「船橋塚田プロジェクト」の居住街区で消費されます。
同社は戸建て住宅間の電力融通や、分譲マンション全体の最大需要電力を自動でコントロールする「デマンドコントロール」などにより、プロジェクト街区外から供給する再エネ電気をさらに削減するための取組も行うとしています。

場所は「AGCテクノグラス中山事業場」跡地

同プロジェクトは「AGCテクノグラス中山事業場」跡地で行われます。
所在地は千葉県船橋市行田1丁目50。JR船橋駅まで2.5Km圏内、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)塚田駅徒歩4分という立地です。

近隣には「行田公園」や教育施設、商業施設や病院があり、利便性が高く住みやすい場所に位置します。
住宅の立地として申し分ないこの土地で、日本で初めて展開される、再エネ電気100%のまちづくり。未来を見据えた再エネ電気は今後賃貸経営にどう影響してくるのか、注目していきたいとことです。

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