不動産投資コラム

ポートフォリオの作り方【前編】投資種別と特徴

2018/08/08
ポートフォリオの作り方【前編】投資種別と特徴

投資をするのであれば、リスクとリターンを勘案して投資先を複数に分けていくことがよいとされています。株式や債券などのペーパー資産、不動産、最近ではビットコインをはじめとする仮想通貨に投資する個人も増えているようです。

さまざまな投資先があるなかで、どれがいいのか、どう配分したらいいのか、個人によって答えは違ってくるはずです。

投資の種類別の特徴やリスクとリターンの大きさ、目標を立てる、目的別のポートフォリオの目安を2回に分けて解説いたします。

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投資種別の特徴とメリット・デメリット

ポートフォリオを作成するにあたっては、まず投資種別ごとの特徴をつかんでおくことがとても重要です。

株式・債券

基本的には配当金と売買による差益をとっていくものとなり、日々値動きをチェックする必要があります。

メリット
株式や債券など日々の値動きがあるものは、換金性が高く、個別銘柄によっては配当金が高いものもあります。

デメリット
ある程度の資金が必要となるため、自己資金を貯めてから始めることになります。

不動産投資

自己資金を使うことよりも、「融資」を利用して始める方がほとんどです。家賃収入を生み出す収益不動産を購入することで、不動産投資をすることになります。

メリット
融資を利用できるため、すぐに始められ、また「レバレッジ効果(テコの原理)」も大きいというメリットがあります。利用した融資の返済は、家賃収入で賄っていきます。また、不動産投資は不動産賃貸業としての事業となり、確定申告をすることで節税にもなります。

デメリット
不動産は簡単に売買することが難しく、現金化に時間がかかります。売却益が出た場合には最大で40%以上の譲渡所得税、住民税がかかる可能性があります。

REIT

株式と不動産投資の中間的な位置づけなのがREITです。
REITは不動産に対する投資ではあるものの、不動産の現物自体を所有するのではなく、不動産の投資ファンドに投資して利益を得るタイプです。

不動産に対する投資ではあるものの、不動産投資のように高額な融資を受ける必要がなく、少額からでも気軽に投資ができます。また、市場で簡単に売買ができるため、もしものときにはすぐに現金化できるというメリットもあります。

外貨

外貨投資の金利は、国内銀行に比べると非常に高く、4~5%の高い金利が得られるメリットがあります。

また、外貨は為替の影響を受けるため、両替のタイミングを調整すれば、外貨を日本円に戻すことでも「為替差益」が得られるのが特徴です。
ただ、円高になると反対に「為替差損」が生じるというデメリットもあります。

資産別のリスクとリターン

リターン
次に資産別のリスクとリターンについて見ていきましょう。

株式・債権

株式や債券は購入して配当を得ることを目的とする場合と、売買による差益をとっていく場合に分かれます。
長期で見ていく場合には配当金が重要となり、短期ではその銘柄が割安であるかを見ていきます。

リターン:配当金と売買差益
リスク:予想外の値下がりによる売却損

不動産投資

家賃収入が主なリターンとなり、銀行融資の返済は家賃収入でしていきます。
予定通りの家賃収入が継続できれば、大きな問題がでることはほとんどありません。

ただし、不動産投資では「空室リスク」は避けて通れません。ほかにも家賃下落や家賃滞納、修繕費用がかかるなどもあります。

リターン:家賃収入、売却益
リスク:空室による収入減、家賃下落、家賃滞納、修繕費用

REIT

不動産投資よりも少額から投資できるため、リスクコントロールがしやすいと言えます。

リターン:配当金と売却益
リスク:値下がりによる売却損

外貨

投資先としての外貨は、「FX」が身近となっています。

リターン:日々のスワップ金利
リスク:予測外の値下がりによって、証拠金のほとんどを失ってしまうこと

後編では、これらの投資種別にどのように投資するかといったポートフォリオの作り方について、資産の洗い出しから予算配分とバランス、タイプ別の分配例などを解説いたします。

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棚田 健大郎
棚田 健大郎

棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。行政書士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得し、棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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