所有物件のフルリフォームが高額になりそう…やるべき?
物件が古くなってきたので、内装業者にフルリフォームの見積もりをとってもらっています。 それなりに高額になりそうなのですが、発注するべきか悩んでいます。
フルリフォームは効果的ですが、費用をかけすぎると収支が赤字になることもあります。
内装費用負担と家賃設定のバランスで費用対効果がとれるかどうかをよく検証することが大切です。
保有している物件が古くなってきたら、どこかのタイミングで大規模なリフォーム、リニューアルが必要になってきます。
この時、内装業者に見積もりを依頼すると全面改装する高額な見積金額が出ることがよくあります。
すべてを新しくすれば見栄えが良くなるという点では非常にメリットが大きいのですが、賃貸物件の場合は費用対効果、つまりかけた費用をどのくらいの期間で回収できるのかということも判断に加えなければなりません。
例えば、リフォーム費用が100万円かかるとして、リフォームをした場合の向こう10年間の収益と、リフォームを縮小した場合の収益を比較してより利益のあるやり方を選択することが重要です。
費用対効果を考慮に入れないままリフォームを発注してしまうと、リフォームの仕上がりがよくても、結果的に投下資金を回収できなくなる可能性がありますので注意しましょう。
2020/07/26
今の日本の人口動向に沿って設計「新築一棟投資法」とは?解説本無料プレゼント
回答者棚田 健大郎
行政書士・マンション管理士・宅地建物取引士・管理業務主任者・敷金診断士・ファイナンシャルプランナー