不動産投資のQA

これって経費になるの、ならないの?確定申告する場合の項目はなに?そんな疑問に大家専門の税理士がお答えします。

病院の領収書を無くした場合、医療費控除は受けられない?

病院からもらった領収書を無くしてしまいました。

医療費控除を受けようと思っていたのですが、領収書が添付できません。

医療費控除はできないのでしょうか?

原則、領収書が必要です。病院に再発行してもらうようにしましょう。

医療費控除を受けるためには、領収書を添付しなければなりません(所令262条1項2号)。

電子申告をすることで領収書の添付を省略する場合でも、3年間の領収書の保存義務があります。

したがって、原則は、領収書が必要になりますので、病院に再発行してもらうようにしましょう。

再発行してもらえない場合には、「診療を受けた人、日付、病院名、負担した医療費金額」をメモし、診察券や病院にかかったことがわかる資料などのコピーを添付することで、医療費控除を認めてくれる場合もあります。

確実に医療費控除を受けたいのであれば、事前に上記の資料を持って税務署に確認されるのがよいでしょう。

2019/11/28

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渡邊 浩滋

税理士・司法書士

渡邊 浩滋

税理士・司法書士

経営難だった実家のアパート経営を大きく改善し、大家さん専門の税理士事務所を設立。北海道から沖縄まで幅広く相談を受ける。セミナー、出版、連載など多方面で活躍。専門税理士ネットワーク『knees』メンバー。

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