不動産投資のQA

賃貸経営で発生する家賃滞納や、雨漏り、騒音など…様々なトラブル。対応方法について専門家がお答えします。

不動産投資を始めたい…万が一のことがあったら、家族が借金を背負うの?

不動産投資ローンを使って不動産投資をすれば、レバレッジ効果(少ない自己資金で多くの収益を生み出す)も期待できると聞いたので、早速始めてみようと考えています。

ただ、高額なローンを組む以上、自分に万が一のことがあった場合に、家族に借金を残すのだけが不安なのですが、もしもの時ローンはどうなるのでしょうか。

「団体信用生命保険」に加入するので、自分が死亡しても家族に借金は残りません。

不動産投資ローンを使うということは、多額の借金をすることでもあるため、ローン返済中に自分の身にもしものことがあったら、家族に借金を背負わせてしまうのではないか、と不安に思うかもしれませんが、実は全く問題はありません。

不動産投資ローンを組む際には、同時に「団体信用生命保険」というものに加入します。

団体信用生命保険とは、本人が死亡(または高度障害状態になった)した場合に、ローン残高相当額の生命保険金が下りるという保険で、万が一の時には保険会社から金融機関に直接保険金が支払われるため、残された家族に残りのローンの返済義務は発生しません。

それどころか、ローンのなくなった物件だけが残るので、残された家族は家賃収入をそのまま生活費にあてることができるのです。

このようなメリットがあることから、不動産投資を自身の生命保険代わりに始める人もいます。

また、団体信用生命保険の保険料は、毎月の住宅ローンの返済額の中に含まれているケースが一般的です。

2019/11/25

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棚田 健大郎

行政書士

棚田 健大郎

行政書士

大手人材派遣会社、不動産関連上場会社でのトップセールスマン・管理職を経て独立。棚田行政書士リーガル法務事務所を設立。現在に至る。

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