横浜市営地下鉄「あざみ野~新百合ヶ丘」を延伸へ
横浜市は高速鉄道3号線を延伸(あざみ野~新百合ヶ丘)について、整備効果、延伸区間の費用対効果および採算性が認められることから、事業化すると1月23日に発表しました。
今後、事業許可に向けて、国や関係者との協議・調整を進めていき、2030年の開業を目指すとのことです。
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横浜市営地下鉄ブルーライン延伸の位置とは
横浜市営地下鉄ブルーラインは、神奈川県藤沢市の湘南台から、関内や横浜、新横浜を経由して、あざみ野駅(横浜市青葉区)が終点となっています。
今回のブルーライン延伸は、終点だったあざみ野駅から小田急線 新百合ヶ丘駅南口付近(川崎市麻生区)までの約6kmの区間を新たに整備し、運行するとのことです。
今まで、小田急線新百合ヶ丘駅から新幹線停車駅の新横浜駅に向かうには、一度、小田急線で町田駅まで出て、JR横浜線に乗りかえる必要がありました。
今回の延伸で、新百合ヶ丘から乗り換えなしの直通で新横浜にいけるようになり、所要時間もおよそ8分の短縮となります。
延伸区間には、新たに4駅を設置を検討
また、延伸区間に、新たに新駅を4つ設置することを検討しています。
設置する箇所は現在検討中ですが、下記の図「東側ルート」が、より整備効果が高い有力なルート案と考えられています。
その際の駅の候補は、下記の4つのエリアです。
- 嶮山付近
- すすき野付近
- ヨネッティー王禅寺付近
- 小田急線 新百合ヶ丘駅南口付近
新駅まわりは地価の上昇も見込める
以前から延伸については協議されていましたが、いよいよ事業化が決定しました。
あざみ野、新百合ヶ丘は両駅ともに住環境がよいため、住宅地として人気の街です。
今回は、その二つの駅をつなぐ延伸ということで、周辺地域の地価は上昇する可能性があります。
また、新駅設置による交通利便性の向上や、駅周辺まちづくりなど活性化が期待されるので、新駅周辺は地価の上昇がより見込めます。
いままで駅からの距離が遠く、賃貸需要が見込めなかった地域も、駅近物件となれば、入居も見込めるようになるでしょう。
開業はまだ先ですが、周辺地域で投資をお考えの方はご参考ください。
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