埼玉県がアツい!投資目線の狙い目エリア5つ
前回 、投資目線で見た埼玉県について、メリット・デメリットをご紹介しました。
東京都と比較して割安感のある埼玉県は、不動産投資エリアとしては向いているといえます。
今回はそんな埼玉県のなかでも、とくに狙い目な街はどこなのかということについて考えてみたいと思います。
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埼玉の不動産投資でねらい目のエリアとは
埼玉県といっても非常に広いので、投資をする際には賃貸需要が見込めるエリアに絞って物件を選定することが大切です。
埼玉の狙い目エリア1:南浦和駅
さいたま市南区にある駅で、京浜東北線・根岸線と武蔵野線の2路線が乗り入れしており、通勤や通学にとても便利な駅です。
東口にはマルエツとダイエー、西口にはまるひろ(小規模デパート)があるためどちらのエリアでも生活に困ることはありません。
不動産価格についても、公示地価が埼玉県の中では最も高いさいたま市大宮区ですと、1坪200万円以上するエリアもありますが、南浦和であれば1坪103万円程度と比較的落ち着いているため、良い物件を安く購入できる可能性もあります。
埼玉の狙い目エリア2:与野駅
南浦和とも近い位置関係にある場所で、京浜東北線の停車駅です。
駅周辺はいわゆる住宅地で、比較的静かな住環境である一方、さいたま新都心駅がすぐ隣でコクーンシティやさいたまスーパーアリーナも徒歩圏内です。
さいたま新都心や大宮駅が近い割には、与野駅に離れるだけで物件価格が落ち着くため、初心者でも投資しやすい地域といえます。
埼玉の狙い目エリア3:川口駅~蕨駅
川口・西川口・蕨駅は京浜東北線の停車駅で、以前から中国人をはじめとする外国人居住者が多いエリアとして有名で、昔は治安を心配する人もいましたが、最近ではインバウンド需要を見込んで、むしろ外国人をターゲットにして賃貸経営するケースも増えてきています。
また、ワンルームで6万円以上の家賃設定でも決まる可能性があるエリアなので、管理費や修繕積立金といった固定のランニングコストがかかる区分マンション投資を埼玉で検討するのであれば、狙い目の駅であるといえるでしょう。
埼玉の狙い目エリア4:戸田公園駅
埼京線の停車駅、東京都と埼玉県の境目に位置する駅で、毎年夏に開催される戸田橋花火大会の最寄駅でもあり、当日はかなりの人でにぎわいます。
戸田というと、戸田市役所がある隣の戸田駅の方が人気がありそうに感じるかもしれませんが、駅の乗車人数については戸田公園駅の方が多く快速も停車します。
東京都心部へのアクセスがとても良いので、赤羽や北赤羽の延長で部屋探しに来るユーザーもいるので、それなりの賃貸需要が見込めるでしょう。
また、戸田市は全国でもトップクラスに下水道料金が安く、行政サービスが充実している点もメリットの1つです。
埼玉の狙い目エリア番外編:埼玉大学周辺
東京都内で不動産投資をする場合、駅からの距離が立地を考える上で最も重要な要素となりますが、埼玉など地方となると必ずしもそうとは限りません。
特に、駅から遠い場所にある大学の学生をターゲットに賃貸経営をするのであれば、駅よりも大学までの距離を中心に考える必要があります。
例えば、埼玉で有名な埼玉大学の場合、最寄駅の南与野駅でも徒歩で20分以上かかるため、一人暮らしをする学生の多くは、大学の周辺で飲食からアルバイトまで完結できるよう、大学周辺を中心に賃貸物件を探すそうです。
不動産投資として考えた場合、南与野駅から徒歩20分以上も離れているため、地価は安くなる傾向があり、大学生の安定した賃貸需要が見込めるため、1棟もののアパート経営にも向いているといえます。
まとめ
今回は話題の埼玉県について、不動産投資の目線からメリットやデメリットを分析してみました。
埼玉県といってもエリアとしては非常に広く、不動産投資として狙い目なのは、あくまで東京都寄りの南部のあたりです。
埼玉県の物件は東京都よりも安く投資ができるため、ハードルは一見低く感じるかもしれませんが、需要があまりないエリアの物件に投資してしまうと空室率や家賃の下落に苦しむ可能性があります。
基本的には、東京都まで30~45分以内で通勤できるエリアに絞って投資物件を探したほうがよいでしょう。
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