銀座線が年末年始に一部区間運休/渋谷駅ホーム移設
東京メトロ銀座線は、年末年始に行う渋谷駅の線路切替・ホーム移設工事の実施にあたり、2019年12月28日（土）～2020年1月2日（木）に一部区間を終日運休する予定となっています。
また、工事が終了した2020年1月3日（金）より、銀座線渋谷駅新駅舎の併用が開始される予定です。
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銀座線渋谷駅ホーム移設で年末年始一部区間で運休
工事日程と一部区間運休の日程
2019年12月27日（金）夜～2020年1月3日（金）早朝
工事終了後、1月3日（土）始発から新駅舎の使用を開始する。※工事期間は事情により、1日ずれて
2019年12月28（土）～2020年1月4日（土）に変更になる可能性があり、その場合は新駅舎の使用開始は1月4日（土）始発～となります。
運休日時：
2019年12月28日（土）～2020年1月2日（木）の6日間 始発～終電まで
諸事情により日程がずれた場合は、
2019年12月29日（日）～2020年1月3日（金）に変更となります。
運休区間と迂回経路
上記日時に運休するのは、渋谷～表参道駅間と青山一丁目～溜池山王駅間です。
工事期間中、銀座線表参道～青山一丁目駅間と溜池山王～浅草駅間では折り返し運転が実施されます。
また、東京メトロ、都営地下鉄、JR、各私鉄にて振替輸送が実施されます。
運休区間と迂回経路はこちら▼
半蔵門線では、銀座線の始発利用者のため、半蔵門発押上行き始発列車を渋谷発押上行きとして運転、終発利用者のため、表参道発渋谷行き列車を運転するとのことです。
移設・新駅舎…銀座線渋谷駅が生まれ変わる
線路切替工事・ホーム移設工事の概要
駅移設工事は、渋谷駅街区基盤整備に合わせて、2009年より進められてきました。今回は3回目の線路切替工事及びホーム移設工事となります。
今回は浅草方面行きの線路を北側に、渋谷方面行の線路が南側に移設し、移設により空いたスペースに新しいホームを築造する工事が行われます。
イメージ▼
新駅舎デザインと併用開始時点の設備
「銀座線渋谷駅」は現在の駅の位置から表参道方面へ約130ｍ移設を行い、明治通り上空に新設されます。
外観と明治通り側出入口イメージ▼
さらに渋谷駅東口駅前の正面という渋谷のメインエリアに新設されるため、外観は変化し続ける渋谷の近未来的な要素を取り入れつつ、地上から見上げた時に駅舎の圧迫感を感じさせないことを意識したデザインが施されたとのことです。
ホームイメージ▼
明治通り上に、M型アーチ状のフォルムの駅舎が誕生します。
屋根をアーチ構造にすることで、柱のない広々としたホーム空間を実現しています。
さらに、駅舎内の仕上げは白で統一し、明るい空間が演出されます。
新駅舎はホーム幅が約6ｍから約12ｍに拡幅されます。
また、多機能トイレなどのバリアフリー設備も整備されます。バリアフリールートとして、渋谷スクランブルスクエア東棟のエレベーターが使用可能です。
なおトイレは、明治通り側の2階に設置した多機能トイレおよび一般トイレが使用可能となります。
乗り換え動線▼
| 銀座線⇔副都心線・東急東横線 | 明治通り方面改札から、渋谷ヒカリエ内のエレベーター及びエスカレーターを経由し乗換可能 |
| 銀座線⇔半蔵門線・東急田園都市線・JR線・京王井の頭線 | 渋谷スクランブルスクエア方面改札から、乗換通路もしくは現降車ホームを経由し乗換可能 |
年末年始、銀座線ユーザーはご注意を
1938年に開業し、2018年度では1日あたり約22万人が利用する銀座線渋谷駅は、渋谷駅街区基盤整備に合わせて、2009年より駅移設工事が進められていました。
また、新駅舎の併用開始後、2020年度内に、ホームドアの設置、銀座線のホームから地上までのエレベーター設置、ホーム上に一般トイレを整備予定とのことです。
変わりゆく渋谷駅や渋谷街区の完成は楽しみですが、今年の年末年始に銀座線渋谷駅を利用する予定の方は運休予定等にご注意ください。
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