土地取得後にアパートを建築。不動産取得税の支払い時期は?
不動産取得税についてお尋ねします。
7月に土地取得、1月に新築アパートを建築します。不動産取得税の扱いはどうなりますか。
建築する建物は、敷地面積323㎡、1LDK×6戸(40㎡~44㎡/戸)です。
建物が新築されるまでの間、減額相当額の納税を猶予する制度があります。
アパートの場合、課税床面積が1戸あたり、40㎡以上240㎡以下の場合、建物の固定資産税評価額から1,200万円控除され、土地は、建物の床面積の2倍まで(200㎡を限度)課税されないことになります。
建築される建物の床面積が要件を満たすのであれば、不動産取得税はほぼかからないのではないかと考えられます。
ただし、土地を先行して取得しているので、何もしないと土地の不動産取得税の納付書が届きます。※その後、建築をすれば、納付した不動産取得税が還付されます。
そこで、土地を先行して取得した場合には、要件を満たす家屋を建築することを、都道府県に届け出ることで、新築されるまでの間、減額相当額の納税を猶予する制度(徴収猶予)があります(地域によっては異なる場合がありますので、各都道府県にお問い合わせください)。
2019/07/21
東京に仕事を求めてやってくる単身者増加中…不動産投資は、立地で決まる
回答者渡邊 浩滋
税理士・司法書士