ニュース

浜松町・竹芝/水辺を生かしたウォーターフロント開発

2020/02/16
インベストオンライン編集部
浜松町・竹芝/水辺を生かしたウォーターフロント開発

東京の主要な駅を環状運転でつなぐJR山手線。その中で、一番海に近い駅…浜松町駅
駅を降りて、10分程歩くと、東京湾が見えます。

竹芝、日の出ふ頭から、お台場や浅草をつなぐ水上バス、東京湾をめぐるクルーズ船などが発着し、水辺エリアの観光地として外国人観光客にも人気です。

いま、この都心のウォーターフロントで大手デベロッパー会社が中心となり再開発が進んでいます。

【1分で分かる!新築一棟投資の魅力とは?】東京圏・駅徒歩10分圏内の物件紹介はこちら

竹芝ウォーターフロント開発計画

竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に
JR東日本は“つぎの豊かさを生み出すまち”をビジョンに掲げ、竹芝ウォーターフロント開発計画の名称を、「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」 に決定したと発表しました。

竹芝は、東京港の旅客ターミナルの1つであり、また、劇団四季の劇場( 春 ・ 秋・JR東日本アートセンター自由劇場) がある文化的な地域でもあります。

この劇団四季が培ってきた文化・芸術の発信拠点の機能を核に、水辺と浜離宮恩賜庭園を臨む立地環境を最大限に活かした新しいまちづくりを推進するとしています。

具体的には、四季劇場 春 ・ 秋 の2館が生まれ変わることで、『WATERS takeshiba』には、既存の「自由劇場」を含めて3館の劇場が集積されます。

また、訪れた人に豊かな心地よさを感じていただくことを期待し、都心にいながらも離宮や水辺の自然環境を感じられる、パブリックな「広場」と「テラス」を配置
風を感じながら仕事する、景色を眺めながら食事をとるなど、憩いの空間をつくるとしています。

敷地面積はおよそ2万3000m²。2020年4月の開業をめざしています。

JR東日本 ニュース

日の出ふ頭小型船ターミナルにおける取組

芝浦ふ頭の開発・広場・デッキ
野村不動産株式会社と NREG 東芝不動産株式会社は、「(仮称)日の出ふ頭小型船ターミナル整備計画」として、水上バスやクルーズ船の出入りする場所、日の出ふ頭の再開発を進めています。

新らたにふ頭にデッキを整備、またレストランや賑わい広場を設けることで、ウォーターフロントの認知を高め、舟運も盛り上げていきたいとしています。

計画地の中心に位置する芝生広場を活用して、周辺地域や企業と連携したイベント(スポーツや音楽イベント、マルシェなど)を展開することで、浜松町・芝浦エリアを利用する人々にとっての海辺の目的地になると共に、人々が東京の海辺を訪れ、非日常を体感するきっかけを提供していくとのことです。今年、2019年夏の開業を目指して進んでいます。

野村不動産 プレスリリース

芝浦一丁目のオフィス・ホテル・住宅・商業施設開発

芝浦一丁目開発
野村不動産グループの野村不動産株式会社、NREG東芝不動産株式会社と、東日本旅客鉄道株式会社が共同ですすめる、「(仮称)芝浦一丁目計画」では、NREG 東芝不動産株式会社が保有する「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」および、東日本旅客鉄道株式会社が保有するカートレイン乗降場跡地を一体とした4haを超える土地に、約10年の期間をかけてオフィス・ホテル・住宅・商業施設等からなる大規模複合施設の整備を行うとしています。

東京湾岸部の新たなシンボルになると共に、東京全体の更なる賑わい創出と国際競争力の向上につながるよう、未来につながる街づくりを目指したいとしています。

 特徴

  1. 区域面積約 4.7ha、高さ約 235mのツインタワー、延床面積約 55 万㎡の大規模複合開発
  2. 設計はプリツカー賞などを受賞した世界的建築家 槇文彦氏

 整備方針

  1. 基盤整備による周辺地区との回遊性強化
  2. 国際ビジネス・観光拠点の形成
  3. 新たな観光スポットとなる親水空間の創出
  4. 防災対応力強化とエネルギーネットワーク構築等による環境負荷の低減

野村不動産 プレスリリース

国土交通省がすすめる、「ミズベリング・プロジェクト」

世界の大都市では、都市を代表する河川と周辺の町並みが一体となった美しく風格のある景色を形成しています。

日本も、かつて浮世絵に描かれた江戸の下町と大川のように、かつて川そのものが周辺の街並みと融けあって美しい風景を形成していました。しかし、高度経済成長期を経て現在に至り、多くの都市河川は効率を重視した排水路と化しつつあります。

  1. まちにある川や水辺空間の賢い利用
  2. 民間企業等の民間活力の積極的な参画
  3. 市民や企業を巻き込んだソーシャルデザイン

をコンセプトとして、水辺とまちの未来のかたちをデザインし、「つくる」だけでなく「育てる」ことを視野に入れた持続可能な未来の創造に貢献するプロジェクトとしています。

都心だけではなく、富士川水系の取り組みなど、日本全国で広がる取り組みとしています。
国をあげたウォーターフロント開発。
今後も、再開発を中心に注目していきます。

国土交通省 ミズベリング・プロジェクトの取組について

関連記事

羽田空港の跡地再開発 2020年にオープン目指す

魅力的な投資先・大阪②「うめきた開発」と「夢洲」

東京圏人口一極集中さらに加速…不動産投資は、立地で決まる。解説本無料プレゼント

インベストオンライン 編集部

インベストオンライン 編集部

最新の不動産投資情報やノウハウをリアルタイムにお届けする、株式会社インベストオンラインの広報担当。投資初心者向けコンテンツから上級向けの物件最新情報まで、広く発信していきます。

記事一覧