シーリング [しーりんぐ]

シーリングとは、外壁・キッチン・換気扇などの継ぎ目に充填するペースト状のゴム材のことで、気密性・水密性を目的として使用されます。建築現場ではコーキングもシーリングの同義語として使われています。

シーリングの用途

外壁のシーリング

以前は住宅の外壁にモルタルを使うのが主流でしたが、現在はサイディングが主流になってきています。
サイディングを使うときには、サイディングボードと呼ばれるパネルを外壁の形に合わせて貼り付けていきます。そのパネルとパネルとの間の継ぎ目に、シーリングを使うのです。
シーリングはサイディングボードをしっかりと繋ぎ合わせるだけでなく、雨水が隙間に入って建物が劣化するのを防ぎ、建物を守る役割も果たします。

キッチンのシーリング

流し台と壁との間に水が入ると床や床下が腐るため、シーリングが使われていることがあります。

ユニットバスのシーリング

浴槽と壁の隙間のシーリングは、ここに水が入っても排水口から流れていくので心配ありませんが、浴槽の裏側がカビてしまう恐れがありますので、劣化した場合は早めの対処が必要です。

窓のシーリング

サッシと壁の隙間にもシーリングは使用されています。窓枠に使われる場合、隙間風が吹きこんでくるのを防ぐ気密性と、雨水が入るのを防ぐ水密性とが、シーリングを充填する目的です。

シーリングの寿命

シーリング
シーリングの交換目安の期間は意外と短く、特に外壁のシーリングの寿命は3年から5年、長くても10年といわれています。
5年を過ぎると劣化が著しくなり、ひび割れてきます。外壁がまだまだきれいでも、シーリングの劣化から水が建物内部に漏れていくと、腐食が進み、建物の寿命を縮めてしまう結果になりかねません。
築5年を過ぎたら、メンテナンスを検討する必要があるでしょう。

賃貸経営におけるシーリングの重要性

シーリングは劣化してくると非常に汚く見えるため、早めに取り替えることをおすすめします。
特に浴室のシーリングについては、カビが生えて黒くなることがあり、ひどくなってくると洗剤では取れません。カビたままのシーリングを放置すると、内見の際の印象が非常に悪いため、落ない場合はすぐに補修、もしくは交換しましょう。

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監修:棚田 健大郎