坪単価 [つぼたんか]

坪単価とは、延床面積1坪あたりの建築費用のことです。
「坪」は物件の面積を表す単位であり、1坪は平米に直すと約3.3平米となります。

坪単価の計算と注意点

物件の坪単価は、以下の計算式で分かります。
「物件価格 ÷ 延床面積(坪数)」

物件の面積が平米で表記されている場合は、まず以下の計算式で坪数を算出しましょう。
「平米数 ÷ 3.3 = 坪数」

不動産投資や賃貸経営のための物件探しをしているなら、物件価格だけで坪単価をすぐに計算できるようにしておくとよいでしょう。

坪単価の計算における基本的な注意点は、物件の面積の表記には「延床面積」と「施工床面積」の2種類があり、どちらを用いるかは不動産会社によってまちまちである、という点です。
坪単価の計算には延床面積を用いるのが原則ですから、施工床面積を用いてしまうと坪単価が不当に安くなってしまいます
坪単価の計算の前に、どちらの表記になっているのかを確認するようにしましょう。

物件の坪単価が表すもの

坪単価

坪単価を知ると、その物件が周辺相場と比較して安いのか、高いのかが分かります。
相場よりも高いなら、高くなっている理由について確認しておくべきでしょう。
逆に相場とかけ離れて安い場合には、心理的瑕疵などがある「訳有り物件」の可能性もあるため注意が必要です。

坪単価は、その物件を賃貸にした場合にどれくらいの家賃設定ができるか、ある程度予測するための材料ともなるでしょう。
また、その建物の本体価格がどれほどの価格だったかを表すひとつのバロメーターにもなっているため「坪単価が高い=建物としてのグレードが高い」と解釈することもできます。

坪単価と平米単価、どちらを用いるべきか

不動産において広さを表現する単位は、坪と平米の2種類です。
坪は尺貫法で、平米はメートル法で計算されるという違いはありますが、不動産業界においてはどちらも等しく使われています。

どちらを用いるべき、という決まりはありませんが、不動産投資家であれば、坪も平米も当然理解しておくべきでしょう。
なお、売買契約書など重要書類での面積表記については、平米で行うべきとされています。

関連記事

「レントロール」の見方とチェックポイント[前編]

監修:棚田 健大郎