キャピタルゲイン [きゃぴたるげいん]
キャピタルゲインとは、売却益のことです。有価証券や絵画、ゴルフの会員権など、様々なものに使われます。
不動産においては、物件を購入した時の金額に対して、物件を売った時の金額のほうが大きければ、キャピタルゲインを得られたということになります。
不動産投資におけるキャピタルゲイン
物件を安く購入した後に高く売却して、その差額を収益として得ることが、不動産投資におけるキャピタルゲインです。
単純な例でいいますと、800万円で購入した物件を1,000万円で売却すれば、200万円の収益が得られます。
バブル全盛期の頃は、購入額以上で売却してキャピタルゲインを狙う投資が主流でしたが、不動産価格が落ち着いている昨今では、家賃収入で収益を上げるインカムゲインの方が主流です。
キャピタルロス
売却益のことをキャピタルゲインというのに対し、売却による損失のことをキャピタルロスといいます。
当時バブルの崩壊で土地の価格は一気に値下がり、膨大なキャピタルロスが発生しました。
インカムゲイン
キャピタルゲインが売却時の収益を指すのに対し、家賃収入など、継続して得られる収入のことを、インカムゲイン(運用益)といいます。
インカムゲインが安定しない、あるいは少ない物件は売りたいと思っても買い手がなかなかつかず、キャピタルゲインにつながりにくくなります。
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監修:棚田 健大郎