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STEP2:不動産投資の始め方

ローンの仕組み

不動産投資ローンは、購入する不動産自体を担保に入れることで、サラリーマンなどの一般個人でも高額な融資を受けることが可能です。

ローンを組む本人の年収などの属性はもちろんの事、担保に入れる物件の収益評価や積算評価※によってローンを組める金額が決まるため、それによって必要となる自己資金が決まってきます。
ローン審査の際、サラリーマンや公務員のように安定した収入がある人については融資を受けやすいため、不動産投資に向いているのです。

※「積算評価」とは、土地と建物の価値をそれぞれ合算する評価方法のこと。

融資限度額の目安

融資を受けられる上限金額は、本人の年収のおよそ10倍が目安となります。
例えば、年収500万円の一般的なサラリーマンでほかに住宅ローンなどを組んでいなければ、5,000万円がおよその融資限度額です。

ただし、あくまで融資限度額は目安であり、購入する物件の評価が高ければより高額な融資を受けやすくなります。

頭金によってリスク許容度が変わる

融資を利用する際には、条件がよければ金融機関から物件価格100%のフルローンを組めることもありますが、ローン金額が増えることになるため毎月の返済額も高くなります。

たとえフルローンの審査が通るとしても、可能な限り物件価格の10%程度の頭金を入れたほうが毎月のキャッシュフローが楽になります。

借りられるから借りるのではなく、無理なく返済できる金額を自分で見極めて借りることが重要なのです。

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解説者棚田 健大郎

行政書士・マンション管理士・宅地建物取引士・管理業務主任者・敷金診断士・ファイナンシャルプランナー